のざき牛について
これからの目標は、常時肥育頭数10,000頭を目指しています。
徹底した合理化を計り、繁雑な作業は機械等を導入。
それにより空いた時間を、牛さんへの気遣いに当てる。
(例)自動給餌器。床材交換は社外発注…など。
「のざき」では年2回、「のざき牛共励会」と題して社内イベントを開催。この時ばかりは、農場や担当者、それぞれがライバルとなり成績を競い合います。
自分の育てた牛さんがどのくらいのレベルに評価されるのか。上位評価の担当者と自分の違いはどこにあるのか。
こうすることで「のざき牛」全担当者のレベルアップを図っています。
畜産関連の業界新聞に「のざき」社内で行われる「のざき牛共励会」の模様と成績が掲載される。受賞牛には担当者名が銘打たれ、全国の畜産関係者が注目している。
事務所では数台のPCを使い、子牛を導入した時点から個体情報が入力されます。各担当者が、その日の治療記録や飼料給与記録をはじめとする管理情報を入力し、トレーサビリティを確立しています。さらに出荷データを分析することで、次の良質牛発掘につながっています。
日本最大級の堆肥処理施設を2農場に導入し、良質な堆肥作りに取り組んでいます。
ここで作られた「有機堆肥」を、現地JA、関係機関の協力の下、南国徳之島の「さとうきび」や「ばれいしょ」「しょうが」等に投入しています。「さとうきび」収穫で出た葉を母牛に食べさせて育ててもらい、その子牛を「のざき」で肥育。目指すは「循環型農業」への挑戦です。
近年、霧島市の緑茶、イチゴなどの肥料にも導入され、生産農家をはじめ、消費者の皆様から喜びの声を頂戴しています。
こうして「のざき」の有機堆肥を使い育てた各地の農作物と「のざき牛」を、同じテーブルで食していただく。これが、これからの「のざき」のテーマです。