のざき牛について

スタッフコラム

平川農場 山之口 正也

山之口 正也(平成20年入社、鹿児島県立農業大学酪農科卒)

平成27年度 全国肉用牛枝肉共励会(第2部) 和牛 去勢牛 部門
最優秀賞、優秀賞5席 受賞

真摯な想いが導いた大きな評価

鹿児島県「薩摩川内市」と「さつま町」に農場を構える農業生産法人のざき。
約17名の農場スタッフ一人一人が、毎日「牛さん」の事を第一に考え、強い「想い」を持って生命と向き合っています。

その「想い」が、一つの評価として「のざき」にもたらされました。

平川農場 山之口 正也

【平成27年度 全国肉用牛枝肉共励会】
(第2部) 和牛 去勢牛 部門
最優秀賞、優秀賞5席 受賞


のざきの平川農場で牛さんと向き合うスタッフ山之口 正也さんが愛情を込め、手塩にかけて肥育した「牛さん」が評価されました。

入社8年目にして初の大きな受賞。
しかし受賞後も浮足立つことなく、今日も目の前の牛さんを静かに見つめています。

苦悩と葛藤のなかで、牛さんと向き合う日々

山之口さんは当初薩摩川内市の中村農場のスタッフでした。
しかし「牛さん」の立ち上げから学ぶ機会に恵まれず、様々な段取りやタイミングも、思い込みによるズレを解消できないまま「牛さん」と向き合っていたそうです。

もちろんそれが原因で様々なトラブルが起こります。
発育不良をはじめ、死亡淘汰も出るようになりました。
そんな現状に悩み苦しみながらも、自分ではその理由や原因を理解することはできませんでした。

その状況を見かねた末吉キャプテンから厳しい叱責とアドバイスを受け、上木原場長が管理する平川農場に異動します。

プライドを捨てて、ゼロからの再出発

上木原場長から言われた言葉
「これまでの自分のやり方は全て忘れろ。新人のつもりで一から学び直せ」

平川に異動し、上木原場長に付き、立ち上げから肥育のイロハを学び直します。
これまで頭にこびりついていた思い込みや決めつけの癖をすべて捨て去り、まっさらな気持で始められたそうです。

すると周りも目を配ってくれて、後輩からも提案を貰い、自ら積極的に相談できるようになりました。以前の山之口さんは、後輩に尋ねることもできなかったそうです。
そう、自分の成長を妨げていた原因は、自分の小さなプライドにありました。

ド新人のつもりで一から学び直し、少しでもわからないことがあれば、決してうやむやにせず、先輩後輩関係なく質問し、とことん「牛さん」に向き合う。

上木原場長の言葉は山之口さんの心の澱を洗い流し、元来「牛さん好き」な彼の想いを取り戻してくれたようです。

平川農場 山之口 正也

上木原場長に尋ねました。

Q.山之口さん成長の理由は?

A.元々は牛さんが大好きな青年。これまでは小さなプライドでがんじがらめになっていた。間違った知識で動き、負けず嫌いの性格がマイナスに働いていた。それまでは何を訊いていいのかさえ分からない状態。

農場を異動し、ド新人のつもりで学び直せと言った後、彼は質問魔になった。その質問の数だけ成長してきた。

今では彼の質問に答えるために、自分たちも足元を見直し、さらに牛さんへの想いを深化させることに繋がった。まだ完璧ではないが、これから確実に伸びていくはず。

そして平川農場に異動して3年、初めて大きな賞を頂きました。
受賞後の彼に尋ねました。

Q.どうして成長できたんですか?

A.これまでのあやふやな知識すべてを忘れ、一から学ぶことで、これまでの自分流がいかに愚かだったかを痛感できた。
上木原場長は何を質問しても明確で具体的な答えを返してくれた。この人からすべてを学び取りたいと思った。

Q.これからの目標は?

A.自分の力で受賞できたのではなく、牛さん本来の力を引き出すことができただけなので、今後は担当した全ての牛さんをしっかりと育てられるようになることです。
平均的に良好な発育と、どの牛さんでも勝負できるようにならないといけません。

今の彼に「驕り」はありません。

平川農場 山之口 正也

山之口さんの育てる「のざき牛」。
「牛さん」の生命に感謝と敬意をもって向き合う。

召し上がっていただくみなさんの笑顔を糧に、さらなる精進をお約束します。


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のざき牛について

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有限会社 農業生産法人 のざき
〒895-0061
鹿児島県薩摩川内市御陵下町7-47